女子剣道講習会報告
平成29年度女子剣道講習会を7月1日土曜日県立武道館で開催しました。
大西会長をはじめ、高木八段を特別講師に迎え、常任理事の渡邉恵先生、生和先生、境先生、上川先生、深石先生とたくさんの先生方にご参加いただきました。
今回の講習は、午前中は漆谷千鳥講師と土田美加講師による審判法、午後は、朝木光子講師による指導法と今年も一日開催で行いました。
審判法は、内容説明の後、実技講習を行いました。初めに基本的な所作を行った後、3人1組になり審判の動きの確認を行いました。出入り・交代の仕方や試合者の動きに対応して主審を頂点とした二等辺三角形を基本とする動きなど行いました。最後に実際に試合をして有効打突の見極めについて皆で確認し合いました。短い時間でしたので、全員が主審になって声を出すことはできませんでしたが、実際に動いてやってみることが貴重な時間でした。
指導法は、中央講習会での内容を文書で説明したのち、実技指導に入りました。礼法や面をつけての正面打ちと切り返し、稽古法を時間を区切りながら行いました。今回は、初心者や初級者の指導ということで基本的な指導法を学びました。
最後に、諸先生方に元立ちになっていただき、稽古を行いました。朝からとても蒸し暑い中しっかりと稽古する女性剣士25名の皆さんでした。
閉講式の中で、高木先生から本日の講習の総評をいただきました。その中でも「基礎的な面打ちが誰にでもできる(打てる)ことが基本である。」という言葉が心に残りました。そのような打ちができるようにこれからも日々稽古を重ねていきたいと思いました。
本日参加いただきました皆様、ありがとうございました。
また、今回参加できなかった方々、また、一緒に稽古をしましょう。
≪文責 高井敬子≫
開講式
審判研修
指導法
合同稽古